システムでExcelファイルを扱うには
システムではマイクロソフト社の表計算ソフトのExcelのファイルを読み書きすることが求められる場合が増えています。ExcelファイルはOFFICEがあれば利用に支障はないのですが、システムから利用したい場合にはWindow系のライブラリがないとこれまでは読むことができず、市販のライブラリを購入する場合が多かったようです。しかし、各種オープンソースプロジェクトではマイクロソフト社のOFFICE製品のデータを読み書きできるライブラリを各種用意しており、システム開発でも使いやすい形で提供されていることが増えています。特にExcelデータの場合はシート、マクロ、セル内の各種データフォーマットなど扱いが難しいことが多く、システム開発で作成するには工期が足りないことが多いようです。
また、日本語を扱っている場合には文字コードの問題もあり、こべつにライブラリ集をつくるのは非効率でした。オープンソースプロジェクトとして活動しているプロジェクトにはJacksonやPOI、JasperReports、Gsonなどがあります。それぞれ扱えるデータに違いがありますので利用したいフォーマットに合わせて選択すればよいです。特にエクセルとPDFについては多数のライブラリが対応しており、そのほとんどが入力だけではなく、ファイル作成にも対応してくれています。
Excelは2種類のフォーマットがありますがどちらにも対応済みのプロジェクトが多いです